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【うるまワタクシプロジェクト_第2期生】100年続く地域の暮らしをエネルギーから考える

自己紹介 

宮城 康智

大学で国際政治を学んだことがきっかけで、卒業後は県内外の電力会社に勤めてきました。この度、沖縄の再生可能エネルギー事業に本格的に取り組むため、沖縄にもどってきたタイミングでワタクシプロジェクトのことを知り参加させていただきました。島しょ地域には自然と共生する暮らしがあり、エネルギー観点からも、とても特色のある地域です。ここから、沖縄の未来につながる暮らしとエネルギーの使い方を発信していく事業づくりにチャレンジしていきたいと思います。

挑戦したいと思ったきっかけ

きっかけは、島しょ地域が「新しいエネルギーと暮らし」の発信地になれると感じたからです。島しょ地域にはまだ多くの豊かな自然が残されている、とても魅力的な土地だと感じています。同時に、島ならではの課題もあると思います。それは、高齢化に伴うインフラの維持や、災害時の停電リスク、将来的な電気料金高騰の可能性等です。今、世界及び日本各地でも、青い地球を未来につなげるため、環境にやさしい太陽光や風力を活用した再生可能エネルギーの導入が進められていますが、受け入れる地域の理解が課題となっています。島しょ地域の課題を解決できる再生可能エネルギー活用が進むことで、沖縄県・日本に発信できるモデルとなれると確信しています。

新しい挑戦による島への想い

私自身は島しょ地域に住んでいる訳ではありませんが、家族で頻繁に訪れて、癒しの時間をもらっているとても特別な場所です。この地域には共同売店や食堂など、地域の方々が集い、暮らしをともにする形が残っていると感じていますし、その雰囲気・エネルギーが島にくる方に癒しや元気を与えているとも思います。私もその一人です。再生可能エネルギーと聞くと大仰なことに聞こえるかもしれませんが、私は島の未来・沖縄の未来を作る大きな手段になると感じています。将来的には、再生可能エネルギー100%の地域となり、この島が日本の最先端地域として魅力あふれる場所になれると感じています。

作成したコンセプト・これからの活動

再生可能エネルギーの課題は、良いものだと思うけど他人事に聞こえる/どんなものかイメージがない/何ができるのか分からない、という分かりにくさにあると思っています。そのために「伝える」ことが重要と思い、まず再エネを知ってもらうためのコミュニケーション方法を考えました。いきなり「発電所を作りましょう」ではなく、暮らしのどこでエネルギーが使われているか、それがどのように島でも賄えるのかを感じてもらえたらと思います。島での活動を起点に、より多くの人に再エネについて知ってもらい、活用してもらえる活動をしていきます。具体的には温暖化対策のお手伝いや再エネ導入の支援、他に衣食住が循環する場も作りたいと考えています。

皆さんに応援してほしいこと

「再生可能エネルギー」という言葉を知ってほしいです!今はスイッチ一つで電気がつき、コンセントを差せばお湯が沸かせます。その電気がどう作られているかに少しでも目を向けてもらえたら。再エネって何?という話から、ここで電気を作れないか/この施設の電気を何とかできないか等、電気の話をぜひ一緒にお話しできたらと思います。

 

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