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【1期生活動レポ】宮城島の古民家を活用したみんなのリビング「あごーりば食堂」


SU-TE

宮城島の出身者を中心に、移住者などが加わり、自分達が楽しみながら宮城島を活気づけたいという思いで立ち上がった地域団体。「うるまワタクシプロジェクト」1期生。昨年度は、コミュニティの場を作るべく、古民家をDIYしながら、「あごーりば食堂」をオープン。
あごーりば食堂Facebook Page
あごーりば食堂Instagram

 

2021年度は、新たにどんな事にチャレンジしましたか?

みんなでDIYしていた古民家を「あごーりば食堂」として2021年12月18日にオープンしました。 また、SU-TEで管理しているもう一つの物件、名護家を活用した民泊の受け入れも行っています。この1年で4組を受入れました。利用者の年代や背景は様々ですが、共通しているのは「島で暮らしてみたい」という気持ちです。受け入れには自分たちならではの「島暮らし」に関するお手伝いを心掛けています。島暮らしの中でSU-TEとして特別なことはせず、それぞれの暮らしの一部(料理、魚釣り、三線など)を共有しました。食事はあごーりば食堂を使っていただくことで、自分たちの活動に気づきも生まれました。

新たなチャレンジに向けて大変だったことは何でしたか?

一つ目は資金面について。専門的な知識がないので、物件運用の資金繰りについては悩むことが多いです。二つ目は気配りについて。島での暮らしを希望する方と住民のつながりを作る事や、地域に関する情報の整理などは、あくまでも中立性を持って対応してきました。SU-TEとして責任を持って島の暮らしを双方サポートできるよう、しっかり気を配ることは非常に根気のいる作業です。

問題を解決するためにどんなチャレンジをしましたか?

本格的に二軒の物件を運用するため、事業計画を立て収支をきちんとする事を現在進行形で頑張っています。活動を持続させるためには、想いだけで突き進むことも出来ません。ビジネスとして冷静な分析と対応も必要となります。SU-TEは、その点に長けているメンバーがいないため、ワタクシプロジェクトでお世話になった講師(井東敬子さん)とのやり取りや資料を参考にしています。

島嶼地域で活動するにあたり、心の支えになったことはなんですか?

三つあります。一つ目は「チームの意識共有」です。それぞれの気持ちを都度共有することで当初から強く意識していた、自分たちが地域に関わるモチベーションの持続を心掛けることが出来ました。二つ目は「仲間の協力」です。様々な作業を手伝ってくださるコアな仲間がいる事はとても支えになっています。三つ目は外部のフォローです。ワタクシプロジェクトでお世話になった講師の井東敬子さんとプロモーションうるまからは、冷静な目線で意見やアドバイスをいただきます。さまざまな分野とのつながりを生んでいただいたことに感謝しています。

次にチャレンジしたい目標があれば教えてください

あごーりば食堂を活用し、島んちゅとのコミュニケーションをメインとした活動を広げたいと思います。島人が主催する料理教室、様々な分野とのコラボキッチン、カンカラ三線作りの体験や和紙作りの体験、島くとぅば体験、三線ライブ、写真展や映像の上映会、地域特産品の開発などを企画しています。

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